知人から、皇后陛下美智子さんの著書を紹介された。
タイトルは「瀬音」
浅瀬を流れる水の音を言うらしい。
なんて美しい言葉なのだろう、と心惹かれた。
その中の歌で、いまあるの道のほかに、もう一つ違った道に行っていたとすれば
いまごろどのような生活だったのだろう?
と読まれている歌があるそう。とても気になる歌だ。
現実の世界を美しい言葉で静かに語っている歌集がとても気になる。
現代社会は「自分」をアピールしたもの勝ち、のような風潮のなかの
一筋の本当の美しさ、ではないかな?と。